小学館の雑誌に掲載された人気漫画『セクシー田中さん』は去年、日本テレビでドラマ化され、作者の芦原妃名子さんは、先月、脚本をめぐって制作側と一時、見解の違いが生じていたことを自身のSNSの投稿などで明かしたあと、亡くなっているのが見つかりました。
これを受け、日本テレビは特別調査チームを社内に設置することを公表していますが、26日の定例会見で石澤顕社長は、外部の弁護士2人が加わって今月23日に調査を開始したことを明らかにしました。
そのうえで「経緯をもう一度検証し問題があったかなかったかを含め、調査する必要がある。適切なタイミングで公表すべき内容について、しっかりとお伝えしたいと考えている」と述べました。
また、ことし4月から放送を予定していた小学館の漫画が原作のドラマの制作を見送ったことも公表しました。
会見では「関係者で検討を進めた結果、企画をかえる決心にいたった」と説明しています。