発表によりますと、ことし4月に請求される家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で3月と比べて、
▽北海道電力が2円下がって8316円
▽東北電力が52円下がって7493円
▽北陸電力が50円下がって6531円
▽中国電力が53円下がって7144円
▽四国電力が62円下がって7210円
▽沖縄電力が46円下がって7963円と
大手電力の10社中6社で値下がりします。
これは、火力発電の燃料となる原油や石炭の価格が下落したことが主な要因となっています。
一方、価格が上昇したLNG=液化天然ガスの利用が多かったり、送電線の使用料が値上げされたりしたことなどが影響して4社は値上がりするということで、
▽東京電力が16円上がって7576円
▽中部電力が93円上がって7384円
▽関西電力が65円上がって6211円
▽九州電力が20円上がって6156円となります。
また、ことし4月請求分の都市ガスの料金は、原料となるLNGの価格が上昇していることから3月と比べて大手4社すべてで値上がりします。
使用量が平均的な家庭では、
▽東京ガスが80円上がって5628円
▽大阪ガスが77円上がって6178円
▽東邦ガスが83円上がって6794円
▽西部ガスが59円上がって6402円となります。